フリウリ州にあるSan Daniele del Friuli（サン ダニエレ デル フリウリ）という街はプロシュット（生ハム）の生産地として有名です。
パルマ産のプロシュットの方が知名度が高いですが、サンダニエレ産のプロシュットはパルマ産より生産量が少なくお値段も少し高めです。※最後の方に違いをもう少し詳しく書いてあります。↓
生産地ということもあって、こちらの街はプロシュットのレストランがたくさんあります。そのうちの2店を紹介いたします。
【Prosciuttificio Bagatto】
プロシュット製造の見学は事前のご予約が必要です。
人気店ですのでテーブルのご予約をお勧めいたします^_^
プロシュットだけのお持ち帰りも可能です。量り売りで購入する事が出来ます。観光中心地から少し離れていますが、いつも地元の方らしき人達がお買い求めに並んでいます。
HP: http://www.prosciuttibagatto.it/
【La Casa del Prosciutto "Alberti 1906"】
こちらは古くからある老舗のレストランです。観光中心地にありアクセスもしやすいです。
↑右側の写真（プロシュット）の場所はガラス張りになっていますが、店員さんに一言かけると中に入らせて頂く事が出来ます。※混んでいないタイミングを狙うと良いと思います。こちらでもプロシュットのお持ち帰りが可能です。
左側: プロシュット3種盛り合わせ。プレートがプロシュットの形をしておりカットした部位と同じ場所に盛り付けています。
右側: プロシュット2種とチーズなどの付け合わせ
かなりボリュームがありますが、透けるほど薄くスライスされているので食べやすくてペロッとあっという間に完食です。
HP: https://www.lacasadelprosciutto.com/
パルマ産との違いは？
骨付きの塊を見るとサンダニエレ産は少しプレスしながら加工しているので、ちょっと平べったいギターのような形をしています。
パルマ産は丸い状態のままです。
味の違いは？
サンダニエレ産の方がピンクっぽい明るい色味で塩加減がまろやかです。
パルマ産はバラ色のような赤みが少しある色味で味がしっかりしています。
フリウリ州は遠くて行けない！
日本では手に入りにくいかも知れませんが、イタリアのスーパーやメルカートではいろんな産地のプロシュットが陳列されていますので、滞在中にぜひサンダニエレ産プロシュットを味わってみてください♪
